老人の住居内での不慮の事故死の原因の第一は、浴槽での溺死である。どういう状況でそのようなことになるのかは不明ながら、老人が見守られることを必要としていることを示すものであろう。住み方変化にみられた同室就寝もこのためのものである。シルバーハウジングでは、リズムオンシステムと呼ばれる緊急事態の把握システムを取り入れるものが多いが、できれば、生活をなにげなく行き交わすなかで老人を見守れるような住空間の構成が望ましく、住空間の開放性が必要である。
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また、老人の方が見ることも大切である。とくに自分自身の行動が制約されるようになったとき、見ることによって世界が拡がることは貴重である。